ブログBLOG
2019.11.25
癒しを感じられるまちづくりを目指し、
神戸の中心市街地に位置する三宮本通商店街は、
これまで「都市の緑化」を推進してきました。
そして令和元年、新たな目標として、
アートとテクノロジーを掛け合わせた
「Human×Smart」な都市づくりプロジェクトの一環、
商店街で踊り出す、
137個もの鏡面風船
縦横無尽にアーケード内を飛び交い、
鏡面風船が創り出す「非」日常。
商店街=「ストリート」を起点として、都市商業空間でしか行えない、新規性の高い集客装置を模索した先に…
それが、アートとテクノロジーを掛け合わせた
「三宮ロトンドロンド」
の始まり―
「非」日常体験、
3日間だけの魔法
目的地までの最短距離を一方向に歩行していたのが、
風船を避けて蛇行する人、
滞留して風船に触れる人、
すべての風船を小突いて通る人、
フォトジェニックな空間を撮影する人など、
道に風船が現れる事で巻き起こる、
人々の行動と風船の動きは、
常に予測不可能となり、人と公共空間を繋ぐコミュニケーションツールになります。
商店街 × 最先端の建築家
& データアナリスト
コンセプト・デザインを担うのは、さんきたアモーレ広場/サンキタ通り再整備コンペで最優秀賞を獲得した建築家:津川恵理氏、そしてNYでの都市実験における共同作家である、在米データアナリスト:中川直美氏の両名に加え、先端的なコンピュータサイエンスを専門とする研究者、鈴村豊太郎博士に技術監修を委嘱しています。
目指すのは、持続可能性の高い
商店街オープンイノベーション
そして大きな目的として、先端技術とアートを融合させ、商店街での体験性を向上し「場としての価値」を高めること。
それには、非言語コミュニケーションとしてのフォトジェニックな非日常空間の提供と発信による集客増加・周辺店舗への経済効果。
第二に、ただのパブリックアートで終わることなく、データ分析やAIというテクノロジーとの融合を図ることで、将来的に不動産・都市計画・建築など幅広い事業分野との接点を「まち」が担うことを想定しています。
実施には、先進的な商店街の活動を支える神戸市:経済観光局との商店街活性化事業、そして同新産業部の課題解決策「Be Smart Kobe」と、街の中小規模店舗を応援するアメリカンエキスプレス/JCBのプログラム「SHOP LOCAL」からもサポートを頂いております。
ロトンドロンド実行委員会
<本件のお問い合わせ先>
・団体名:ロトンドロンド実行委員会
・TEL:078-332-2950(直通:090-1010-1997)・E-mail:contact@3midori.com